吉田悦蔵邸(県指定文化財・ヴォーリズ建築)

よしだえつぞうてい(けんしていぶんかざい・ヴぉーりずけんちく)

更新日
2023/08/23

    『吉田悦蔵邸はヴォーリズ建築事務所(当時はヴォーリズ合名会社)が設計した最初期の住宅で、ヴォーリズと働いた吉田悦蔵の住居として1913(大正2)年に建設されました。池田町5丁目の1,000坪の敷地内には同じ年にウォーターハウス邸、1914年にヴォーリズ邸(現存せず)、1921年にダブルハウスが建てられました。
    住居としていただけでなく、 家政塾、 ゲストハウス、 モデルハウスなどの役割も果たしました。吉田家の住まいとして4代に渡って守り継がれています。
     本館は木造3階建、 腰折れ屋根のダツチコロニアル様式であり、 内部はアメリカのスタイルを取り入れた衛生的かつ合理的な設計です。また、洋館に和室を組み込み、 米国製建具と金具を多用するなどヴオーリズ建築の特色が出ています。
     本館、茶室、レンガ塀、家具23点、図面4 点が県の指定有形文化財に、そして離れ茶亭は国登録有形文化財に登録されています。』
    【備考】例年、春と秋に吉田邸とその隣ウォーターハウス記念館の2館の公開を行っています・
     https://www.biwako-visitors.jp/event/detail/29922/

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