彦根城博物館
ひこねじょうはくぶつかん
- 更新日
- 2021/06/15
表門の橋を渡ったところにある彦根城博物館は、市制50周年に当たる昭和62年(1987)に、記念事業の一環として、発掘調査や古絵図をもとに復元されたもので彦根城の表御殿跡にあります。
「奥向(おくむ)き」と呼ばれる主に藩主の私邸にあたる場所で、大名の生活が昔を偲ぶそのままの姿で復元されています。また、「表向き」と呼ばれる政務が行われていた場所には、彦根藩ゆかりの品々が展示されています。関ケ原の戦いで井伊の赤備えと呼ばれ、恐れられた赤い甲冑(かっちゅう)などの武具や書画はもちろん、我宿蒔絵硯箱(わがやどまきえすずりばこ)や二彩刃貼花花唐草文壺(にさいとうはりばなはなからくさもんつぼ)などの美術工芸品や千代姫ゆかりの華麗な雛(ひな)道具は見ごたえがあります。また、廃藩置県による取り壊しを免れた能舞台があり、能衣装なども保管展示されています。
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