慶雲館

けいうんかん

長浜市では、まちの迎賓館として建造された『慶雲館』を、新たな観光施設として整備し、平成16年7月より一般公開します。
 早春には「長浜盆梅展」の会場として多くの観光客で賑わうこの建物は、明治時代、長浜の豪商・浅見又蔵氏が、明治天皇行幸に合わせ、私財を投じて建設した長浜の迎賓館です。『慶雲館』という名称は、その荘厳美麗な姿から、時の内閣総理大臣・伊藤博文が命名しました。
 また、二代目又蔵氏は、明治天皇行幸25周年を記念して、広大な庭園を造営しました。作庭は、近代日本庭園の先覚者と呼ばれ、平安神宮神苑など多くの造園を手がけた、七代目小川治兵衛。その豪壮な意匠は、見る人を圧倒する迫力があり、純和風の建物と絶妙な調和を醸し出しています。
この他、約六千平米の広大な敷地内には、高さ5mを超える巨大な大灯篭や、日本一大きな芭蕉の句碑、慶雲館本館と同時期に建設された茶室など、多くの見どころが凝縮されています。
 一歩足を踏み入れると、そこは明治の歴史文化と気品が漂う別空間。長浜へお越しの際は、ぜひ慶雲館へお立ち寄りください。

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