茶臼山古墳

ちゃうすやまこふん

更新日
2016/07/01

    茶臼(ちやうす)山(155m)中腹にある県下第2位の規模を誇る大古墳で国指定の史跡です。
     古墳時代前期に属する4世紀末から5世紀初頭のものと推定されています。彦坐王(ひこいますおう)とも大友皇子一族の墓ともいわれますが、被葬者については明らかではありません。
     全長122m・後円部径70m、高さ8m、前方部の長さ60m・先端部幅58mの大きな前方後円墳で、被葬者の強大な勢力が偲ばれます。墳丘全面には葺石(ふきいし)が敷かれ、円筒埴輪(えんとうはにわ)が巡り、後円部頂上には形象埴輪(けいしょうはにわ)も見られます。近江ではもっとも定型化した標準的な前方後円墳だといわれています。現在、古墳東部に除火神としての秋葉神社(あきばじんじゃ)が祀られており、さらに南西100mのところには小茶臼山古墳(こちゃうすやまこふん)があります。周辺は茶臼山公園として整備され、市民の憩いの場となってます。

    所在地
    大津市秋葉台35
    アクセス
    公共交通機関
    京阪電鉄/石山坂本線 「膳所本町」 下車 徒歩 15分
    名神大津ICから約5分
    駐車場
    普通車 20 台
    お問い合わせ

    大津市歴史博物館

    TEL
    077-521-2100