野口謙蔵記念館

のぐちけんぞうきねんかん

更新日
2023/06/02

    洋画家の野口謙蔵画伯(1901-1944)のアトリエを改修し、野口画伯の遺品や作品の複製などを展示した記念館です。野口画伯は、蒲生郡桜川村綺田の酒造業を営む家に次男として生まれ、東京美術学校洋画部に入学し黒田清輝や和田英作に師事しました。卒業後は、郷里の桜川村に戻り蒲生野の風物を描き続けました。途中洋画をやめ、日本画家の平福百穂(ひらふくひゃくすい)に師事したこともありました。帝展で3度特選に選ばれています。また、野口画伯は優れた歌人でもあったといわれ、死後、友人で村内極楽寺の住職米田雄郎が遺歌集『凍雪』を編んでいます。

    お問い合わせ

    野口謙蔵記念館

    TEL
    0748-55-3836
    エリア
    カテゴリ