弘誓寺

ぐぜいじ

更新日
2015/06/23

    五個荘町の古い町並みが続く静かな金堂(こんどう)地区に、堂々とひときわ高くそびえ立つ浄土真宗大谷派の古刹。この寺を開基した愚咄坊(ぐとつぼう)は那須与一(なすのよいち)の嫡(ちゃく)子で、本願寺三代の覚如上人(かくにょしょうにん)が関東へ下る際に弟子となり、犬上郡石畑(いぬがみぐんいしはた)に一宇を建立しました。正応5年(1292)には現在の寺号を受け、その後神崎郡躰光寺(たいこうじ)村に移り、天正9年(1581)には現在地の金堂に永住することになりました。敷地は移転してきましたが、本尊と祖師親鸞上人真影(御裏書に安食庄石畑(あんじきのしょういしはた)云々とある)は、代々受け継がれてきています。現在の建物は宝暦5年(1755)、高木作右衛門(たかぎさくえもん)によって建てられたもので、国の重要文化財に指定されています。
    〈重文〉弘誓寺本堂

    所在地
    東近江市五個荘金堂町615
    アクセス
    駐車はきぬがさ駐車場を利用
    駐車場
    普通車 100 台
    大型車 15 台
    その他
    JR琵琶湖線能登川駅から近江バス生き活き館前下車、徒歩5分
    お問い合わせ

    弘誓寺

    TEL
    0748-48-2747
    エリア
    カテゴリ