布施公園(野鳥観察)

ふせこうえん

更新日
2015/07/07

    布施公園は、平安時代の「梁塵秘抄(りょうじんひしょう)」に「近江におかしき歌枕、老曽轟蒲生野(おいそとどろきがもうの)布施の溜」と歌われた、“布施のため池”の一部を埋め立て、一帯を整備して造られました。 この池は、古くから潅漑用のため池ですが、その美しさは“蒲生野の真珠”と例えられるほどです。水辺には、ジュンサイ、タヌギモが見られ、湿地帯にはサギソウ、トキソウといった可憐な花が咲くなど、四季折々に見せる表情は多彩です。新緑のころ、雨にかすむ池は何とも言えない趣があり、秋には赤や黄に彩られた辺りの紅葉が水面に映え、季節感を一層高めます。 この池は、野鳥にとっても恵まれた自然のオアシス。11月から3月にかけて、カモ・オシドリ・カイツブリ・バンなど約1000羽の水鳥が姿を見せます。双眼鏡を設置した野鳥観察小屋「観知溜館(みちるかん)」があり、野鳥観察も楽しめます。

    所在地
    東近江市布施町
    アクセス
    公共交通機関
    近江鉄道/本線 「大学前」 下車 徒歩 5分
    名神八日市ICから車で20分
    お問い合わせ

    (一社)東近江市観光協会

    TEL
    0748-29-3920
    FAX
    0748-29-3922
    E-mail
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