金剛定寺

こんごうじょうじ

更新日
2022/07/21

    近江鉄道日野駅の西約2.2kmにある天台宗寺院。日野町内でもっとも古く、文化財が多い寺です。聖徳太子が建立し、奈良時代にはすでに相当の勢力を持つ寺だったといいます。 境内は、本堂である大悲閣と茅葺きの庫裏、1つの鐘楼を残す小ぢんまりとしたものですが、約400年前までは、現在地を中心にして東谷西谷のすべての地内にぎっしりと堂塔伽藍(どうとうがらん)や僧坊が立ち並び、多くの学僧たちが、修行や勉学にいそしむ大法城を形成していたといいます。本堂大悲閣(たいひかく)の中には、国の重要文化財に指定されている平安時代の木造聖観音立像・木造不動明王及二童子立像をはじめ、各時代にわたる文化的価値の高い仏像が安置されています。〈重文〉木造聖観音立像 木造不動明王及二童子立像 奈良時代、聖徳太子開基の天台宗寺院。「月も日も入りぬるにじの中山や願ふ仏のみくになるらん」

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