近江牛味噌漬

おうみぎゅうみそづけ

更新日
2017/07/16

    近江牛の飼育は、約400年の伝統を持ち、元禄年間より将軍家・御三家へ「養老の秘薬」として近江牛の味噌漬を献上するのが慣例になっていたと云われております。松阪牛が大正年間、神戸牛が安政6年。近江牛は、はるかに老舗でした。
    井伊直弼が藩主となってから屠殺を禁止してから毎年、贈られていた献上品もピタッとやむ。牛肉が好物の水戸の斉昭公も度々、「彦根肉の味噌漬を何卒、贈らせ給へ」と頼むが藩命故、断り続ける彦根藩。これが後年、「桜田門の変」を引き起こす水戸藩と直弼の不和の遠因だったという説は、説得力をもって伝えられている。近江牛が人心を動かすほど、いかに美味であるかを物語るエピソードである。本製品は、出荷時に製造・調整いたしております。味噌に漬けておりますので塩分の作用で調整後すぐは肉が締まり変色いたします。味噌に十分に漬かりますと、酵素の分解により柔らかくなり、べっ甲色になった時が食べごろになります。目安としては夏場で出荷日より5日、冬場は7日ほどねかせた状態が美味しくお召し上がりになれます。保存温度により異なりますのでご注意ください。

    お問い合わせ

    (株)千成亭

    TEL
    0749-22-2938
    FAX
    0749-24-3474
    E-mail
    メールアドレスを表示
    エリア
    カテゴリ