探訪【大地の遺産】聖武天皇の足跡を訪ねて
たんぼう【だいちのいさん】しょうむてんのうのそくせきをたずねて
- 更新日
- 2015/03/23
- 開催期間
- 2013年12月7日(土) 9:45〜16:00頃信楽高原鐵道で来場の場合は、貴生川駅9:14発の代行バスに乗車のこと
紫香楽宮(しがらきのみや、742〜746年)は聖武天皇の宮都です。甲賀郡紫香楽村(現甲賀市信楽町宮町一帯)に営まれたことから、甲賀宮(こうかのみや)とも呼ばれました。
天平15(743)年、天皇はこの宮で大仏造顕の詔(みことのり)を発し、翌年には実際に甲賀寺で大仏の骨組みとなる体骨柱(中心柱)を建てる儀式をおこなっています。
奈良東大寺を総国分寺とする仏教を中心とした国づくりは、当初この紫香楽宮において計画に着手されたのです。
この天平の地・信楽への交通は信楽高原鐵道が便利です。しかしながら、平成25年9 月15・16 日の台風18 号に伴う大雨によって、杣川橋梁が流失するなど全線にわたり甚大な被害を受けて運休し、現在は代行バスを運行しています。
通学・通勤など地域の生活を支える交通として、通学紫香楽宮跡や信楽焼のまち信楽への歴史観光ルートとして、一日も早い鉄道の復旧が待ち望まれます。
今回の探訪会では、近年の発掘調査成果についての講演を交えながら、聖武天皇ゆかりの地周辺の文化財を詳しく訪ねます。
鉄道の復旧応援の意味も含め、今こそ歴史ある信楽へおいでください。多くのみなさまのご参加をお待ちいたしております。
ウェブサイト | |
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開催地 | 甲賀市信楽町黄瀬・宮町ほか一帯 住所 : 甲賀市信楽町黄瀬・宮町ほか一帯 |
アクセス |
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料金 | 参加費:500円 |
お問い合わせ | 滋賀県文化財保護課 |