モデルコース

近江と越前をむすぶ 北国街道を歩く

日程
1日
エリア
湖北

木之本から長浜まで

1
北陸道木之本IC
2km
  • 5分

地蔵院の門前町として栄えたところ。
北国街道と北国脇往還が交わる宿場町で、旅人と木之本のお地蔵さんの参拝客で賑わいました。
木之本宿には昭和の初めまで中央に小川が流れ、柳の木が植えられた宿場らしい風情を残していましたが、今では埋め立てられ、商家の家並みに昔の風情を残しています。

  • 徒歩すぐ

眼の仏さまとして知られる寺。境内に立つ6メートルの地蔵像は秘仏である本尊を模しており「木之本のお地蔵さん」が全国から訪れる参拝客を出迎えます。寺の歴史は古く、白鳳時代にさかのぼります。
毎年8月の「大縁日」には多くの露店と遠近よりの参拝客で大変賑わいます。

15km
  • 25分

安藤家は、室町時代からこの長浜に移り住んだ旧家で、賤ヶ岳合戦(1583年)では秀吉に協力しました。秀吉は町衆の中から長浜の自治を委ねる「十人衆」を選び、安藤家はそ の十人衆として町衆文化の一翼を担い、江戸期には十人衆の中から選ばれる三年寄の一家として、長浜町の発展に力を尽くし活躍しました。

明治以降の安藤家は、近江商人との婚姻関係から自らも商人となり、呉服問屋として事業を展開。東北地方を商圏に産物の交流につとめ、その後福島県を拠点とする百貨店・中合を開業しました。

現在の建物は明治38年から大正4年にかけて建てられたもので、虫籠窓、紅殻格子などが施されたしつらいは、長浜を代表する近代和風建築となっています。

また、当家は北大路魯山人が手掛けた装飾美でも知られており、安藤家創業の呉服商で使われた九尺の一枚板に彫られた篆刻看板、安藤家離れの「小蘭亭」に残る天井絵・篆刻 額・篆刻扉・襖・障子・地袋なども彼の手によるもので、今も残る作品群を通じて魯山人の大胆かつ精緻な芸術性に触れていただくことができます。

安藤家のもう一つの見どころが、庭園です。「古翠園」と名付けら...

  • 徒歩すぐ

北国街道と、長浜城から東に延びる大手門通り(美濃谷汲街道)との交差点は、江戸時代に高札が立ち、現在でも「札の辻」と呼ばれています。古くから長浜の中心だったこの辻に、明治33年(1900)第百三十国立銀行長浜支店(6年後に明治銀行となる)が建てられ、壁が黒塗りだったことから「黒壁銀行」の愛称で親しまれました。
 和洋折衷の重厚な建物は、その後さまざまな変遷を遂げ、平成元年(1989)、「黒壁一號館・黒壁ガラス館」としてオープンしました。低い鉄柵で囲まれた黒漆喰に白い窓枠のモダンな外観、内部は玄関上部が吹抜けになっています。1階はガラス製のアクセサリーや生活用品など、2階では、世界中からスタッフが直接買い付けたガラス製品を展示販売しています。この一號館を取り囲むように、約30店が軒を連ね、二號館 スタジオクロカベはオリジナルガラスを集めた工房併設型のショップであり、ガラス職人による制作の実演をご覧いただけます。また、黒壁体験教室では、7種類の体験メニューをご用意。初心者の方でも気軽にガラス制作の体験をしていただけます。

【体験教室】
◇吹きガラス
◇ステンドグラス
◇サン...

6km
  • 10分
6
北陸道長浜IC