勝部神社
かつべじんじゃ
- 更新日
- 2022/08/08
大化5(649)年創建の勝部神社はJR守山駅の西約500m、小さな森を背にして建っています。
祭神は、物部布津命(もののべふつのみこと)・火明命(ほあかりのみこと)・宇麻志間知命(うましまちのみこと)。
祭神が武神であったことから武家の信仰が篤く、近江国守護の佐々木氏が出陣する際には必ず勝部神社の竹を旗竿(はたざお)にしたと伝えられています。
現在の本殿は、戦国時代に佐々木高頼(ささきたかより)が再興したもので、国指定の重要文化財です。
内陣(ないじん)両側の縁が一段高くなっており、正面に付けられた向拝の部分に優れた彫刻の手挟(てばさ)みがあります。
勝部神社は、毎年1月第2土曜日に行われる「火祭り」が特に有名で、近江の奇祭として県の無形民俗文化財に選定されています。
【勝部の火まつり】県選択無形民俗文化財
約800年もの伝統をもつ「火まつり」は、大蛇に見立てた松明に一斉に火を放ち、燃え盛る炎の前で無病息災を願って褌姿の若者が乱舞します。
守山の新年の風物詩となっており、滋賀県の三大火祭のひとつに数えられています。
毎年1月第2土曜日に行われます。
お問い合わせ | 守山市観光物産協会
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