モデルコース

国宝の湖南三山と滋賀の美術館・博物館

日程
1泊2日
エリア
甲賀・大津・湖南
1
名神栗東IC
10km
  • 20分

JR石部駅の南東約3.2kmにある天台宗の寺院。
 奈良時代中期に良弁(ろうべん)が開いた「阿星山五千坊(あぼしやまごせんぼう)」の中心であり、平安時代初期には長寿寺とともに歴代天皇の尊崇が厚かったといいます。
 山門に続く広い境内の木立の参道の奥に、国宝指定の和様の大きな本堂がどっしりと立ち、古寺らしい落ち着いたたたずまいを見せています。現在の本堂は、南北朝時代に再建されたもので、中央には秘仏の木造千手観音坐像が安置されています。また、本堂横の石段を登ると、すぐれた形姿の三重塔があり、背後の樹林が美しい調和を見せています。
 寺宝である仏涅槃図(ほとけねはんず)や源信(げんしん)が描いたといわれる浄土曼荼羅図(じょうどまんだらず)、良弁が愛用したと伝えられる錫杖(しゃくじょう)などは、いずれも国指定の重要文化財で、建造物・彫刻・絵画・工芸品と多彩な古文化財が多くあります。
<国玉>本堂 三重塔
<重文>木造釈迦来坐像 木造二十八部衆立像28躯 木造千手観音坐像 錫杖 石燈籠 紙本墨書常楽寺勧進状3巻付銅仏餉器

奈良時代、良弁の基天台宗寺院。「曇き御代を仰ぎて久方の...

1km
  • 10分
3
長寿寺(要予約)
  • 徒歩
4
昼食(湖南市内)
10km
  • 90分

JR三雲(みくも)駅の北西約2.6km岩根山の中腹にある天台宗の寺。奈良時代中期、和銅年間(708-714)に国家鎮護の道場として建立され、和銅寺と称していました。平安時代の初め最澄が入山、延暦寺(えんりゃくじ)の別院諸堂(べついんしょどう)を建立し天台宗に改めました。また、桓武(かんむ)天皇が病気になり、最澄が法力によって霊水を献上したところたちどころに回復したことから現在の寺名に改められました。
 宮殿風の趣をもつ荘厳でどっしりした構えの本堂は、天台仏殿代表で織田信長の兵火の時も唯一消失を免れ、国宝に指定されています。堂内には、本尊の木造薬師如来坐像をはじめ、梵天(ぼんてん)・帝釈天(たいしゃくてん)・四天王立像、高さ23cmほどのかわいらしい仏像ですが、奈良の東大寺の誕生仏に次ぐ秀作という金銅誕生仏(こんどうたんじょうぶつ)など、天平時代から平安時代を代表する素晴らしい仏像15体の他15体が安置され、いずれも見ごたえのあるものばかりです。
<国宝>本堂
<重文>木造兜跋毘沙門天立像 木造持国天立像 木造増長天立像 木造四天王立像(4躯)木造不動明王坐像 木造僧形文殊坐像 金...

24km
  • 45分

1997年にオープン。設計は、フランスのルーヴル美術館のガラスのピラミッド、ワシントンのナショナルギャラリー東館などで世界的に知られるI.M.Pei氏による。
設計のテーマは桃源郷。道に迷った漁夫が仙境の楽園―桃源郷を見つけ出すという、陶淵明の「桃花源記」に描かれた物語を、信楽の地に実現しました。
美術館本館は、「自然と建物の美術品」「伝統と現代」「東洋と西洋」の融合をテーマに、建築容積の80%以上を地中に埋設し、建物の上にも自然を復元しています。

7
宿泊(大津・草津市内)
8
ホテル発

約4年間の休館を経て2021年6月27日にリニューアルオープンいたしました!

今後、時代にとらわれず多様な美術を紹介していくという方向性も込めて、名称も滋賀県立近代美術館から「近代」を取り除き「滋賀県立美術館」に改めました。

また、この度のリニューアル工事では新たにエントランスロビー にカフェ、2階にはキッズスペース等を設け、誰でも気軽にふらっと立ち寄れる「公園の中のリビングルーム」、あるいは「リビングルームのような美術館」として親しんでいただけるよう生まれ変わりました。

皆様のご来館お待ちしております。

10
昼食(大津・草津市内)
  • 20分

「湖と人間」をテーマに、琵琶湖の生い立ち・人と生き物との関わりについて家族で楽しみながら学べる「体験型」博物館です。
淡水の生き物の展示としては日本最大級の水族展示は、2016年夏にリニューアルしてパワーアップ。西日本ではここでしか見られない大人気のバイカルアザラシは必見です。
2018年にリニューアルしたディスカバリールーム、おとなのディスカバリーでは子供から大人まで五感を使って琵琶湖や生き物を楽しめる仕掛けがたくさん。さらに、博物館から琵琶湖へ向かう空中遊歩道「樹冠トレイル」もオープンし、より琵琶湖も近くなりました。
2020年10月、約6年の歳月をかけて行ってきたリニューアルが完成しグランドオープンを迎えました。今回リニューアルしたA展示室では世界でも珍しい「半身半骨」のツダンスキーゾウ標本や、B展示室では、AR(拡張現実)技術によりタブレット上で琵琶湖に浮かぶ丸子船の映像を体験できるコーナーなど見どころが満載です。
このほかブラックバス料理が味わえるレストラン、オリジナルグッズを数多く揃えたミュージアムショップもあります。

  • 15分

比叡・比良山地を仰ぐ、琵琶湖のほとりの美術館です。そのシルエットは、敷地の大部分を占める水庭の美しさとあいまって、「光と影」の「空間」を際だたせ、周辺の風景との一体感を演出しています。
「水に浮かぶ美術館」称される贅沢な空間の中に、日本画家の平山郁夫(1930-2009)、彫刻家の佐藤忠良(1912-2011)、陶芸家の樂吉左衞門の展示館を設け、3巨匠の作品をゆっくりとご覧いただけます。
また年に数回、特別展示室での企画展や、親子で楽しめる物づくりワークショップ、ミュージアムコンサート、茶会なども開催しています。

※佐川美術館は、佐川急便株式会社創業40周年記念事業の一環として、琵琶湖をのぞむ美しい自然に囲まれた近江・守山の地に1998年3月22日に開館しました。