モデルコース

近江商人ゆかりの町を巡る

日程
1泊2日
エリア
東近江

近江鉄道日野駅の東、大窪集落にあります。静岡県御殿場に出店して大成功した日野商人の名家であり、近江守護佐々木氏の一族を先祖に持つ山中兵右衛門(やまなかひょうえもん)の旧宅を資料館にしたものです。典型的な日野商人本宅の特徴を示す建物であり、館内には初期の行商品や道中具、店頭品をはじめ、家訓などが展示され、日野商人の歴史と商いぶりなどがよくわかります。

1.7km
  • 5分

近江鉄道日野駅の東約3.8km。もとは、綿向山(1110m)の頂上に鎮座していましたが、蒲生氏が城下町を開いてから現在地に移され、湖東の大宮として信仰を集めました。
 昔、山頂から2羽の雁が飛んできて消えたのを見て、村人たちが神が降りてきたと思って、山麓に社を建てたという話が残っており、このことから「二羽雁」が神紋(しんもん)となっています。
 壮大な境内には、拝殿や本殿をはじめ、江戸時代に日野商人が寄進したという立派な石灯籠(いしどうろう)や石橋があります。
本殿右前には、六角形で火袋(かたい)に散蓮華(さんれんげ)を刻む鎌倉時代の石灯籠があります。また、境内の正面右側に「千両松」と書かれた石碑があり、1本の松が植えられています。この松は、江戸時代に遠方で商売して儲けた辻惣兵衛(つじそうべえ)という人が、大金を日野に持ち帰るために、植木鉢の中に小判を隠してその上に松の木を植えました。その結果、無事に日野まで帰れたのでそのお礼に、この境内に松を植えたといわれています。5月2・3日の「日野祭」は、この神社の春の例祭です。
〈重美〉石造灯籠

27km
  • 45分

JR近江八幡駅の北方約2km前後の新町周辺は、古い町並みがよく保存されています。国の重要伝統的建造物保存地域。江戸時代末期から明治にかけて建築された商家が整然と残る町並みは、近江商人のふるさととして、その保存運動が展開されています。
 西側に旧西川庄六(しょうろく)宅、森五郎兵衛(ごろべえ)宅、3丁目の京街道筋には旧伴庄右衛門宅などがあります。旧西川利右衛門宅は、町内屈指の八幡商人居宅で、新町通りの町並み景観のもっとも重要な一翼をになっています。もと西村太郎右衛門の屋敷跡にある近江八幡市立資料館には、水郷地帯の農機具・生産器具や古文書などが展示されています。
 八幡商人は、近江商人の中でも最も早い時期に活動し、海外進出を果たしたのもこの地の出身者でした。江戸出店も最も早く、特に西川甚五郎、西川庄六、伴伝兵衛、森五郎兵衞等の八幡商人が活躍しました。新町界隈には、彼らの住居がまとまってよく残っており、景観だけではなく、史跡としても重要なものです。
<重文>旧西川利右衛門宅(旧西川家住宅)
近江八幡の町並みと保存の取り組みについて
→https://www.omi8.com/om...

0.2km
  • 徒歩5分

八幡堀は、安土・桃山時代に豊臣秀次の八幡山城居城のもと、城下町が栄える基礎となった町の一大動脈です。
近江商人の発祥と発展、また町の繁栄に大きな役割を果たし賑わいを見せたといいます。
昭和初期までは、常に町の人々の経済・流通路でしたが、戦後は陸上交通の発展によって不要となった八幡堀は廃れ、ドブ川となり、埋め立ての予定もありました。しかしながら、地元の青年たちの保存再生運動により当時の美しさを取り戻しました。
堀に沿って、白壁の土蔵や旧家が立ち並びる風景は、時代劇等のロケ地としても知られています。

0.1km
  • 徒歩1分

JR近江八幡駅の北西約2.3km、八幡山(271.9m)の南麓にある神社。誉田別尊(ほんたわけのみこと)・息長足姫尊(おきながたらしひめのみこと)・比売神(ひめかみ)の三神を祭神とする旧八幡町の総社で、第13代成務天皇が即位の折に創建され、正暦2年(991年)に九州の宇佐八幡宮の神霊を勧進したと伝わります。
 約4万4000平方メートルという広大な神域はエノキやムクの樹が生い茂り、その下を通り抜けて楼門をくぐると、拝殿・本殿が続きます。社宝には、江戸時代に海外貿易に活躍した商人西村太郎右衛門が寄進したという「安南渡海船額(あんなんとかいせんがく)」をはじめ、祭神である三神の木像などがあり、いずれも国指定の重要文化財になっています。
 また、毎年3月14・15日に近い土・日曜には左義長まつりが行われ、4月14・15日には八幡まつり(松明(たいまつ)祭・太鼓祭)が行われます。どちらも滋賀県を代表する火祭り神事であり、遠近から訪れる多くの人々で賑わいます。
<重文>安南渡海船額 木造誉田別尊坐像 木造比売神坐像 木造息長足姫尊坐像 木造男神坐像

12km
  • 30分

五個荘金堂地区は近江商人ゆかりの地として知られており、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
町並みを歩くと舟板塀や白壁をめぐらした蔵屋敷があり、清らかな水が流れ錦鯉が優雅に泳ぐ掘割が縦横に走っています。
金堂地区では近江商人屋敷2邸(外村繁邸・中江準五郎邸)と金堂まちなみ保存交流館が公開されており、近江商人の本宅の佇まいを知ることができます。
平成27年には日本遺産「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産」に認定されました。

0.1km
  • 徒歩5分
7
五個荘近江商人屋敷2館
1km
  • 5分

江戸・明治時代、この近江・五個荘の地から、革新的な商法と不屈の精神、そして何よりもお客様の喜ぶ笑顔を心の糧として、全国津々浦々に行商し、やがて豪商へと出世していった近江商人たち。近江商人博物館では《夢かなえびと》近江商人のその成功への軌跡を解き明かしています。 近江商人を育んだ土壌、彼らの商法・教育・精神、そしてその文化を、映像や模型・レプリカで紹介しています。
 中路融人記念館では、湖国の原風景に心惹かれ、60余年もの間その風景を追い求め、描き続けた日本画家・中路融人(文化功労者・日本芸術院会員・東近江市名誉市民)の作品を展示。デッサンを大切にし、雪に輝く伊吹山や榛の木の立ち並ぶ田園風景、葦がゆれる湖畔など、一期一会の自然の表情を豊かに表現しています。中路が魅せられた、湖国の原風景をお楽しみください。

11km
  • 30分

「道の駅」としてつくられた施設で、ドライブ中の休憩スポット、地域の情報発信基地として大勢の来訪者で賑わっている。田園生活館はドライフラワーやハーブ関連の小物販売を手がけるリラクゼーションスポットで、1日教室も開催される。また、地元の農産物を使った料理が楽しめるレストランもある。休日には行列が出来るフルーツ&ハーブ工房のイタリアンジェラートは、地元の新鮮生乳をベースに野菜、果実を100%使った味が自慢。ラベンダー、ポピー等の摘み取りも楽しめる。

レンタルサイクル レンタル料1回500円 大人用10台、子ども用4台