モデルコース

自然満喫、農業満喫竜王めぐり

日程
1日
エリア
東近江

町の中央部にある大きな鎮守の森が国宝苗村神社です。近郷一帯33カ村にわたって氏子を有し、33年に一度行われる大祭は有名であり前回は昭和57年(1982)に行われました。社殿の多くが国宝や国の重要文化財に指定されています。
 背景になっている森とあいまって荘厳さを見せる楼門をくぐると、国宝の西本殿(祭神国狭槌命(くにのさづちのみこと))があり、さらに東参道を進むと、国指定の重要文化財である東本殿(祭神大国主命(おおくにぬしのみこと)・素盞嗚尊(すさのおのみこと))がそれぞれ安置されています。社殿は簡素な造りですが、それぞれの蟇股(かえるまた)内の彫刻など細部の意匠が優れています。このほか、境内社の八幡社本殿・十禅師(じゅうぜんし)神社本殿などがあります。
 また、神仏混合時代の名残りから、境内の不動堂には明王像も安置されています。一般の明王像は直立不動なのに、この像は、太い眉の間にシワを寄せた顔を左に向け、さらに上体をひねった動きのある像になっています。年末年始は、年越詣りから元旦の朝まで氏子青年会により参詣者に甘酒の無料サービスがあり、多くの初詣客で賑わいます。
〈国宝〉苗村神...

1.8km
  • 3分

日野川の右岸、標高308.8mの雪野(ゆきの)山麓にある天台宗の寺です。奈良時代中期に雪野寺として行基(ぎょうき)が創建しましたが、度重なる火災で焼失し、平安時代に再興されました。そのときに、龍王寺に改められました。例年旧暦の8月15日に行われる「へちまのお加持」は、ぜんそくによく効くといわれ、多くの参詣客が訪れます。
 本堂の本尊薬師如来は秘仏ですが、「へちまのお加持」のときに開帳されます。左右脇段の十二神将(じゅうにしんしょう)立像は、国指定の重要文化財です。全身が極彩色で、頭上に十二支獣を乗せており、12躯それぞれの姿が興味深く見られます。また、鐘楼には、藤原定家が歌に詠んだ鐘楼が吊られています。この鐘には、大蛇であった美女の伝説が残っています。よく整備された静かな、比較的大きい寺院です。
〈重文〉木造十二神将立像12躯 鐘楼

<コラム>---
梵鐘(重文指定)
この梵鐘は、大和の小野時兼と云う人が病気にかかり、龍王寺の薬師如来に朝夕祈願し信仰していました。病も平癒したある日、容顔美麗な女人が来て時兼と夫婦になり仲睦まじく暮らしていると、突然、「私は人間ではありま...

0.4km
  • 徒歩3分

静かな自然に囲まれた環境と多くの歴史・文化遺産をもつ雪野山麓に約5ヘクタールの敷地をもつ万葉ロマンあふれるレクリエーションゾーン「妹背の里」。 この地域は、昔、大津京のころ額田王と大海人皇子との相聞歌で有名な蒲生野に位置しておりすべての建物が歴史背景のもとに大社風となっています。また野外活動ができる芝生広場や浮き舞台が設けられグループや家族向きにキャンプやバーベキューなど手軽に楽しめるよう整備されています。
バンガロー10棟(有料)、貸テント15張(有料)、炊事施設、トイレ

4.3km
  • 5分

体験交流型農業公園「アグリパーク竜王」は、アウトドアで「見る・採る・食べる」楽しみを体験することができる施設です。
 いちごやぶどう・梨・柿・桃・さつま芋堀りなどの収穫を体験できる観光農園や、新鮮野菜や果物・畜産加工品など竜王町の特産品が勢揃いした直売店があります。ふっくら焼きあがったパンも販売しています。
 喫茶レストランでは、近江牛を使ったメニュー、季節のフルーツを使ったデザート、ジェラートなどのメニューを召し上がっていだけます。
 その他、ひつじ、やぎ、うさぎなどのかわいい動物達とふれあえる「動物ふれあい広場」、昭和初期の古い民具や農具で懐かしい姿を再現した「農村田園資料館」もあります。

  • 5分
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緑の広場グランドゴルフ場(アグリパーク竜王内)